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選手間の人間関係は契約の際に影響を及ぼすのか

質問回答

初めまして。私は今アマチュアで女子サッカーをしています。

シーズンが終わり、来季のために契約更新をするのかどうか決めかねています。理由としては、学生をしながら今のチームに通うことがとても大変なこと、チームのプレースタイルやメンタリティに納得できない部分があること、チームメイトとの相性やチームメイトの発言に対して不快に思う機会があまりに多いことがあります。

プロサッカー選手はチーム選びや、契約更新の際にどういった考え方で決断するのでしょうか。また、その判断材料にチームメイトとの関係性などは含まれるのでしょうか。

チームのプレースタイルや技術的な面は、私個人で対応していくべきだとは思いますが、チームメイトの試合中の発言や審判に対する態度が士気を下げるようなこともあり、この人とプレーを続けていくべきなのかという思いもあり悩んでいます。

プロサッカー選手ならばどういった対応をされるのか是非教えていただきたいです。

一部抜粋

ご質問ありがとうございます。
契約の際に重視すること、とりわけ選手間の関係性を重視するのかという点ですね。

過去にも選手同士の関係性や契約を決断する理由についての質問にも回答いただいていますが、両者の関係についてはあまり触れていませんでした。

結論からお話すると、選手間の関係も判断材料になり得ます。それは性格上のものからプレーの相性まで、様々な要素が存在しています。

ただ、男女で組織形成の違いのようなものもあるのかもしれませんが、「合わない部分はぶつかって解決してしまう」側面もあるような気がしています。

プレーに関する口論やプレー態度、日常的な振る舞いなどによって何か衝突が起きたとしても、「では、試合に勝つため、チームの目標を達成するためにベターな意見はどちらなのか」がなんとなく見えてきてしまいます。

もちろん意見交換に正解はないかもしれませんが、トラブルが起きてしまった場合は、組織としてある程度どちらの主張を尊重すべきかを話し合う必要があるかもしれません。それでも改善や解決に至らない時には、チームを離れるなどの契約上の対応をせざるを得ないといった形でしょうか。

僕自身、味方選手との関係が理由でチームを離れることを考えたことはありません。様々な衝突や意見の違いは多々ありましたが、最後は「チームの結果」に結びつく言動が求められますし、そもそもそういった選手しかピッチに立てないというのがプロフェッショナルだと考えています。

確かに、味方選手に指摘をするのは勇気のいることですし、それで改善がなされない場合もありますし、関係が悪化してしまう可能性とあるでしょう。ただ、それでチームが良くない方向にいってまで改善されないのであれば、それまでと割り切ってしまうのも一つかもしれません。

自身の決して長くない現役生活を納得のいくものにするためにも、自分の信念は大切にすべきだと思っています。

ご質問者様が少しでも腹落ちした状態で、充実したキャリアを歩めることを願っています。ご質問ありがとうございました。

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