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「スタメン」と「サブ」を分ける要因とは

質問回答

プロの世界には「上手い選手」は沢山いると思うのですが、そこで「スタメン」と「サブ」に分かれる一番大きな要因とは何か。

そして、上手いけどスタメンになれない人は、何故スタメンになれないのか?

プロは何を基準にスタメンを決めているのかが、とても気になります。

よろしければお答えいただきたいです。お願いします。

メンバー選考を左右する要因は何か、というご質問ですね。ありがとうございます。

選手も、その点については常に考えを巡らせています。

結論からお話すると「監督によって評価基準は異なる」というのが正直なところです。

ご質問者様のおっしゃる「上手さ」はあくまで評価対象の一つでしかない、ということです。

一例に過ぎませんが、他にも「強さ」「速さ」「賢さ」「走力」「勝負強さ」など、ピッチに立つ選手に求められる要素は沢山あり、監督によって求める特徴は異なります。

また、能力全体のバランス選手同士の相性なんかも加味されるでしょう。

チームや監督が、どのような戦術を採用し、どのような特徴を持った選手を使うのか、が全てです。

なので「上手いけどプロになれない」「上手いけどスタメンで出られない」は全然あり得ることだと考えて良いと思います。

極論を言うと、監督は「試合に勝たせられる選手」を使いたいと思うのが自然です。

どの能力を使ってもいいから、一番試合に勝てる可能性の高いと思うメンバーを選考するわけです。

選手としては、そこから逆算して自分の強みを活かしたり、弱みを克服しようと毎日トレーニングに励みます。

仮に、チームに30人前後の選手が所属しているとすると、試合に出られるのは11人ですから、約3分の1の選手はスタメンに名を連ねられません。

だからといって、選手として先発メンバーに劣っているとは限らないのです。

ある能力は勝っていても、ある能力が劣っていて、後者を重視しているチームや監督であるが故に、試合に出られない、という状況も十分に考えられます。

沢山の要素が複雑に絡み合ってメンバー選考が行われている、ということを念頭に置いていただくだけでも、また違った見え方になってくると思っています。

匿J
匿J

ご質問ありがとうございました!

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