Twitterにて、ご質問をいただきました。
いつも楽しみにしています。
アスリートのチートデーについて教えていただきたいなと思いました。
飲酒やラーメン、お菓子など、現役中は完全に断つという選手もいるようですが、なかなか難しいのかなと思っていたり。
過去に記事化されていたらすみません。
ありがとうございます。
サッカー選手が、息抜きを兼ねて「好きなものを好きなだけ」飲み食いしたりすることはあるのか、というご質問ですね。
アスリートは自分の身体が大切な資本だから、なかなかそうはいかないのでは?
こう考える人が多いのかもしれません。
結論から申し上げると、僕の肌感覚では、結構な割合の人が、いわゆる「チートデー」を設けていると思います。
わざわざ決めてやるわけではなくても「たまにはいいか」と、普段制限しているものを解禁することも多いです。
僕も、週に一回程度は好きなものをお腹いっぱい食べることは普通にあります。とは言っても、お酒はあまり得意ではないですし、食べられる量にも限界がありますから、暴飲暴食とまでは言えないのかもしれません。
ケーキを食べたり、お菓子を食べる、なんていう一般的にはそこまで問題のないように感じることが、アスリートにとっては至福のひとときだったりもします。
程度は人それぞれですが、選手も人間ですから、100%完璧を目指すのはかなりハードルが高いと思います。
お酒が好きな選手もいれば、ジャンクフードが好きな選手もいるでしょう。
自分の決めた許容範囲内では、月に一度、あるいは週に一度などを目安に解禁することも、悪いことだとは全く思いません。
実際に栄養士の方に相談したことがあるのですが、その時も「制限をしすぎてストレスを溜めないこと」も重要なポイントと仰っていました。
人間の身体は、その人が口にしたもので作られますから、食生活を管理することは非常に重要です。
ただ、それを意識するあまり、我慢をしすぎるのもどうなのかな、と個人的には考えています。
自分の心と体のバランスを考えながら食生活を管理することを心掛けています。
中には、超がつくほどのストイックな選手もいますし、徹底的に管理している選手もいます。
側から見ていても本当に凄いと感じますし、誘惑に負けずにアスリートとして努力しているのは、見習うべきだと感じています。
実際に、一流選手の中にはこういった徹底管理をしている人も少なくありません。
しかし一方で、第一線で活躍していても「この人、意外に偏食だな」と感じるような人がいるのもまた事実です。
食事管理はアスリートとしてとても重要な要素ではありますが、精神面と相談しながら…というところが落とし所なのかなと感じています。
ご質問ありがとうございました!
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